出典 http://www.city.kita.tokyo.jp/bosai/bosai-bohan/bosai/shobosho/kagaku
地震や火事、暴風雨など、災害はいつ起こるかわかりません。防災用品を準備することも大切な備えですが、いざというときに、どう対応すればいいのかを知っておくこともとても大切。防災体験施設を利用して、「もしも」のときに備えましょう!
東京初の防災施設「北区防災センター(地震の科学館)」
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北区防災センターは、国の「防災基地モデル建設事業」の一環として、昭和59年に東京都で最初に開館された区立の防災施設です。
通称「地震の科学館」。平常時は地震対策の学習や煙体験、消火体験などを実施していますが、もし大地震などが発生したときには北区災害対策本部のバックアップ施設として、情報の情報収集などの役割も果たします。
震度7の地震体験や消火活動を体験
防災センター内は大きく体験コーナーと展示ホールに分かれています。体験コーナーは消火体験室、応急救護体験室、地震・煙体験室の3種類。
展示コーナー
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展示ホールの「命を守る」コーナーでは、大地震が来たときに家の中がどうなってしまうのかを再現。家具や家電の散乱するようすに、身近な生活空間から改善していく必要があることを学びます。
【利用者の声】
体験コーナー
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地震体験室では、関東大震災や阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震など、過去に起こった大きな地震の震度を起震装置で再現。3部屋で5人ずつ、15人が一度に体験することができます。
煙体験室では、実際に煙が充満した部屋を非難する体験ができます。火災の際には煙の中でも落ち着いて非難することが重要なポイント。煙の怖さを学ぶこともできます。
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そのほか、AEDを使用した心肺蘇生・三角巾・救出救護・簡単なロープワークなども実施。中学生以上を対象に、訓練用消火器を使用した初期消火の訓練も行っています。地震の被害をさらに大きくしてしまう火災は、小さなうちに消し止めて被害を最小限に食い止めることが大切です!
これらの体験は通常1時間おきに実施していますが、団体の利用などもあるため、事前に確認してから来館するのがおすすめです。
あなたの家は大丈夫?
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北区防災センターのWebサイトでは、地震の知識やチェックポイントをまとめた「大地震にそなえて」を公開中。災害体験をしてその危険度がわかったら、さっそく身の回りの見直しから始めましょう!
【施設情報】北区防災センター(地震の科学館)
所在地:東京都北区西ヶ原2-1-6
利用時間:9:00~17:00
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は火曜日休館)・国民の祝日(ただし土曜日の場合は開館)・年末年始
入館料:無料
最寄駅:JR京浜東北線「上中里駅」より徒歩5分、東京メトロ南北線「西ヶ原駅」より徒歩5分
まとめ
地震に関する災害を模擬体験できる「北区防災センター(地震の科学館)」いかがでしたか?
消火器は各所にある防災用品ですが、実際に使ってみる機会は少ないはず。日常で体験しておくことができる施設は貴重なのではないでしょうか。
北区防災センターは古くからある施設ですが、東日本大震災の直後はそれまでにないほど来訪者が増えたのだそう。防災の必要性に気付くことは大切ですが、常に忘れずに取り組み続ける必要がありますね。
minrepo(みんレポ)では、みなさんの防災対策や、おすすめ施設のレポをお待ちしています。
次回もお楽しみに!