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あしたの「いいね!」をつくるフェス
地域と協力して水辺の環境を守る…そんな一般参加型の活動が、トヨタ自動車によって全国47都道府県で展開されています。
2012年に始まり、今なお各地で開催される「AQUA SOCIAL FES!!(アクアソーシャルフェス)」。過去5年間で5万人以上が参加したという、その魅力に迫ります。
「AQUA SOCIAL FES!!」は、ハイブリット車「アクア」の車名にちなんで「水」をテーマに展開している環境保全プログラム。
「あしたの『いいね!』をつくるんだ。」をスローガンに、海岸や川岸のゴミ拾いや外来種の駆除、在来種の放流、植樹など、水辺の環境を整えるさまざまな活動を実施しています。2012年からなので、「アクア」発売当初からずっと続いてきたことになりますね。
みんなとだから、できること。
「AQUA SOCIAL FES!!」はWebサイトでも申込みを受け付けている一般参加型のアクションプログラムなので、個人やファミリーも多数参加。
「ひとりひとりがつながれば、未来はきっと変えられる」という思いで、地域のトヨタ販売店からだけでなく、地元の企業、NPO団体、自治体、メディアなどが一丸となって開催しています。
どんな活動をしているの?
2012年から2016年までの活動回数は545回!参加者総数は57,254人で、下は0歳から上は91歳の方まで参加しました。
参加者の多くを30代以下が占めるという平均年齢の若さを特長としつつ、たくさんの方が集まっていることがわかります。
【参加者の声】
6/24(土)にGGの有志でアクアソーシャルフェスに参加してきました!
今回は鶴見川源流「保水の森」でのエノキ周辺の雑草取りとホタル見学を行いました✨
一般の方々や他大学の方たちとも協力しながら楽しく活動できました♪という訳で、これからもGGの活動頑張って行きましょう☆ pic.twitter.com/GgMBcXh4Ck
— GreenGrow (@Greengrow_Kuniv) 2017年6月27日
#20170717
・
海の日の今日は、石垣島から帰って来てすぐ海中道路のビーチをクリーン清掃
・#海と日本 #海の日#aquasocialfes #litteratiokinawa —————–… https://t.co/o0Q54lL2V0 pic.twitter.com/kv2K8QGJMm— よっぺー!TABIPPO沖縄副代表 (@arayou777) 2017年7月17日
日本全国で自然と共生
北海道で森を育てる植林、熊本でアカウミガメの産卵地を守るための清掃活動といった地方だけでなく、「お台場の自然を守ろう!」といった都市部に残る自然との共生を考えた集まりも、毎年行われています。
これまではNPOやボランティアが行っていた活動に「AQUA SOCIAL FES!!」が加わり参加人数が増えたことで、一気に作業が進んだという例もあるそうです。
活動記録(2012~16年)
〇美しい海岸と川を守るために拾ったゴミの総量161トン
〇生態系を守るために駆除した外来種
アメリカザリガニ846匹、ミシシッピアカミミガメ26匹、ブラックバス24匹、アレチウリ5850㎡、ウチダザリガニ1438匹、ブルーギル142匹
【参加者の声】
京都新聞主催 AQUA SOCIAL FESに参加
琵琶湖マキノで地引網と生き物観察会地引網にかかったのは
ブルーギル、ブラックバス、コアユ、ハス、ウグイ、オイカワ、スジエビ、ビワヒガイ先生の解説聞くと面白い pic.twitter.com/4okECyp7WJ
— Mari.O (@mari_hrhrkn27) 2017年8月6日
〇生態系を守るために放流した在来種
ヤマメ65840匹、ゲンジボタル150匹、鮭1000匹、ウミホタル2000匹、アユ31480匹、カブトガニ1960匹
〇これからの自然を作るために植えた植物
植物ポット4920苗、アマモ310本、シラカシ100本、畑の畝31480㎡、稲19万2200本、広葉樹1430本
ボランティア活動だけじゃない!水辺を学べる醍醐味も
環境を守る活動だけでも大きなやりがいや新しい発見がありますが、「AQUA SOCIAL FES!!」の魅力は、流域の生物について学んだり、救命活動を実演によって学んだりと、より自然に親しむための場があることではないでしょうか。
〇川で安全に楽しく遊ぶ方法を学んだ川遊びのサポーター「アクアレンジャー」は166人!
【参加者の声】
三連休全部学校つらかった〜
けどアクアソーシャルフェスは
なかなか楽しかった
トヨタの人キャラ濃すぎて笑ったw
トヨタの部長さん救助したわず pic.twitter.com/4kPMfcEQec— まいどん (@positive_26) 2017年7月17日
#もりい #こども福祉学科 #川の安全講習
今日は授業の一環でAQUA SOCIAL FES!!主催「アクアレンジャーになろう!〜川で楽しく安全に遊ぶために〜」に参加しています。アクアレンジャーとは川の危険と魅力のどちらも知っている人のこと。午前中は講義&ロープワークです❣️ pic.twitter.com/vP02abMJQd— 見習い天使モーリィ(盛岡医療福祉専門学) (@morii_smile) 2017年7月17日
イベントによっては田植えした田んぼでの稲刈りや焼き芋体験教室、ホタルの鑑賞などが行われるとのこと。きれいにした自然を、これからもずっと守ろうとする気持ちや理解が深まりそうですね。
参加方法・イベント
名称:AQUA SOCIAL FES!!(アクアソーシャルフェス)(ホームページ)
開催日程・詳細:プログラムにより異なります。色々なイベントがあるのでホームページをチェックしてみてくださいね!
まとめ
全国47都道府県で展開している「水」をテーマとした地域環境保護・保全活動「AQUA SOCIAL FES!!(アクアソーシャルフェス)」いかがでしたか?
年齢や体格により参加できない内容もありますが、「この自然を守りたい」という思いがあれば、だれでも参加することができる活動です。
トヨタという大企業が旗振り役を務めることで、地域のボランティア活動の底上げにつながっているケースがあることも素敵ですね。
「AQUA SOCIAL FES!!」Webサイトでは、全国の現在募集中のイベントを確認できて、申込みをすることができます。過去のレポートも多数掲載されているので、ぜひ参考にしてくださいね。
「AQUA SOCIAL FES!!」に参加された方のレポを始め、企業が実施している環境活動に行かれた方のレポをお待ちしています!次回もお楽しみに!